会社が倒産して生活費に困り借金400万円。特定調停による借金整理を行った体験談
はるやんさん(39歳 会社員 男性 宮崎県)からいただいた債務整理体験談です。
勤めていた会社が倒産してしまったはるやんさん。
当面の生活費を工面するために消費者金から借金をして暮らしていました。
しかし中々仕事が決まらず、借金は400万円にまで膨れ上がってしまいます。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前:はるやんさん(仮名)
性別:男性(39歳)
職業:会社員
地域:宮崎県
債務整理方法:特定調停
借金の原因:勤務先の会社が倒産したため
債務整理時の借金総額:約400万円
特定調停による借金整理を行った体験談
私は過去に消費者金融から約400万円借金し、特定調停制度を利用して借金を整理した経験があります。
借入を始めた経緯は、私が勤務していた会社は小規模の会社だったのですが、突然その会社が倒産してしまいました。
職を失って途方に暮れて、新たに仕事を見つけましたが中々フルタイムの仕事が見つからず、短時間のアルバイトをしておりました。
しかし、生活費が足らずに消費者金融から借り入れをしてしまいました。
仕事が見つからずに増えていく借金
それでも仕事が中々見つからず、生活費が足りない状態が続いて消費者金融から新規で借り入れをする状況が続きまして、フルタイムの仕事が見つかった時には借金が数百万に膨れ上がり、最大で借金があった時には約400万にまでなってしまいました。
その時の生活状況は、実家で両親と暮らしていましたので食費や光熱費は全くいりませんでしたが、私の給料はすべて借金に消えていく状況でした。
借金各社の内訳ですがプロミス50万円、三洋信販50万円、アコム50万円、レイク20万円、クレジットのクオーク100万円、国内信販50万円、アエル50万円、ディック30万円の全部で8社400万円です。
この時私は自殺することを考えていまして、ビルの屋上から飛び降りることばかり考えていましたがなかなか自殺する勇気が出ませんでした。
借金相談の広告を見て法律事務所に相談
そのような時に新聞広告を見ていると、借金相談の広告があり、すがる気持ちでそちらの相談機関に相談に行ったところ、法的に借金問題を解決する方法を教えてもらい、費用がとても安い特定調停制度オススメされました。
裁判所を利用して業者と借金減額の交渉をするのですが、出資法ではなく利息制限法に基づいて借金を計算し直し、差額を返還してもらうやり方で、費用も1社あたり数百円の調停申立の印紙代と必要書類の郵送費用である切手代のみなので、8社で3000円程度の費用で済みますからすぐ特定調停制度を利用することにしました。
そして、すぐさま裁判所に申し立てをしまして、それから一か月後に業者とスムーズに交渉するため、調停委員と打ち合わせをするので来て欲しいとのことで裁判所行きました。
業者との交渉の際に全て交渉を進行してくれまして私のサポートもしてくれます。
そして打ち合わせを済ませさらに1か月後いよいよ業者と交渉です。
特定調停の流れ
交渉の時、私は裁判所で待っていると、一社あたり30分という限られた時間で交渉し、30分過ぎると次の業者がすぐ入ってきて次の交渉をすぐに行います。
そしてその日に8社全ての業者と交渉し、全て和解しまして総額で400万円あった借金も半分に減り、特定調停後は将来利息が全部カットされますから月7万円ずつ払っていって2年ちょっとで全額返済になる計算です。
特定調停は業者と交渉が不調に終わることもあるらしいのですが、私はそのようなことは全くありませんでスムーズに交渉が進みました。
裁判所へ来ない業者も存在しましたが調停委員の方が業者へ直接電話してくれ交渉してくれました。
特定調停のお陰で借金を完済
特定調停を終えた感想は、難しいイメージがありましたがそのようなことは全くなく、調停委員の方が全て私のフォローをしてくれましたから安心して交渉ができました。
その後、特定調停で決定したとおりそれぞれの業者に支払いを毎月行い、2年ちょっとで全ての借金を完済することができました。
借金が400万円になった時、自殺することばかり考えていましたが、今考えれば自殺しなくて本当に良かったと心から思います。
借金で困ったら専門機関へ相談
今借金で困っている人に言いたい事は、借金問題は必ず解決しますのでぜひ相談機関にまず相談することが大事です。
特定調停の他にも弁護士さんに依頼する任意整理や自己破産もありますのでぜひ利用してもらいたいと思います。
借金問題は必ず解決します。
はるやんさん(39歳 会社員 男性 宮崎県)
はるやんさんの借金内訳と債務整理後の状況
はるやんさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額:約400万円
クレジットカード:
クオーク:100万円
国内信販:50万円
消費者金融:
プロミス:50万円
三洋信販:50万円
ディック:30万円
アコム:50万円
アエル:50万円
レイク:20万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約5年
債務整理後の状況
残債務:200万円
返済計画:(期間)約2年半(返済)月7万円(将来利息はすべてカット)
債務整理に踏み切った理由:
新聞広告を見て相談機関を利用して特定調停制度を知ったため決意した
債務整理をした時期:2008年3月頃
自殺まで考えた借金問題から開放してくれた特定調停
勤めていた会社が突然倒産してしまったはるやんさん。
短期のアルバイト等をしながら生活をしていましたが、お金に困り消費者金融から借金をして生活費に充てていました。
しかし、中々正社員として仕事は見つからず、借金はどんどん増えていきます。
最終的には400万円にまで膨れ上がってしまった借金を前にはるやんさんは自殺を考えるようになってしまいます。
偶然目にした借金相談の広告をきっかけに法律事務所に相談をしたはるやんさんは、特定調停での債務整理をすることを勧められます。
裁判所に申し立てしてから数ヶ月後、業者との交渉が無事に終了した結果、400万円あった借金を半分の200万円に減らすことが出来ました。
無事に特定調停の交渉がまとまってよかったですね。
弁護士や司法書士を通さない特定調停では、任意整理よりも交渉の成立率が低いといわれていますが、はるやんさんの場合は無事に交渉が成立したようです。
借金を苦に自殺をしてしまようなことにならず本当に安心しました。
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