新居購入と趣味の浪費のカードローンで借金580万円。任意整理をして借金をまとめた体験談
tomaruさん(35歳 会社員 男性 千葉県)からいただいた債務整理体験談です。
軽い気持ちで新しい家を購入するためにカードローンを利用したtomaruさん。
お金を自由に使える味をしめてしまったtomaruさんさんはカードを増やして趣味の浪費にも借金をするように。
気がつくと借金は580万円にまで膨れ上がり、自分ではどうすることも出来ない状況に追い込まれてしまいました。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前:tomaruさん(仮名)
性別:男性(35歳)
職業:会社員
地域:千葉県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:収入に見合わない浪費
債務整理時の借金総額:580万円
任意整理をしてカードローンの借金をまとめた体験談
今からちょうど3年前に任意整理を体験しました。
任意整理をすることになった原因はカードローンの借金が返せなくなったためです。
そもそも最初にカードローンを作ろうと思ったきっかけは「新居購入費用として充てるため」でした。
通常の不動産ローンを使っても良かったのですが、カードローンはより自由に借りれることもあり、カードローンを利用して新居購入費を賄うことにしました。
更に増えていくカードローン
当初は三菱東京UFJ銀行のカードローンを作りましたが、一枚だけでは足りなくなり直ぐに三井住友銀行のカードローンも作りました。
この2枚のカードで新居購入費はまかなえたのは良かったのですが、これからが問題でした。
というのも特にカードローン返済の計画もなく、「月の給料で返済していけるだろう」といった軽い気持ちで借りてしまったこともあり、返済には最初から苦しむことになりました。
また、カードローンを利用してその使いやすさなどの”味”を知ってしまったこともあり、更に2枚の消費者金融系のカードローンを作ってしまったことも問題を悪化させました。
新たにできたカードローンは主に趣味のヨットに充てましたが、カードローンを使っている当時は「借金をしている」といった気持ちがほとんどなかったことは今から振り返ってみても恐ろしいことだと思います。
遂に借金が580万円に…
結果的にカードローンを最初に作ってから2年半程度で借金総額が580万円にも膨れ上がってしまいました。
この段階では月の給料から返済していくということはかなり難しくなっており、ボーナスも全額借金の支払いに充てないといけないくらいの状態でした。
カードローンの上限額もぎりぎりまで上げましたが、それでも満足に返せない状況でした。
友人から勧められた弁護士事務所
そんなにっちもさっちもいかない状況の時に友人からススメられたのが弁護士事務所でした。
それまでは弁護士事務所には世話になったことはありませんでしたが、状況が状況であっただけに藁にでもすがる気持ちで訪れてみたのが弁護士事務所との関係の始まりでした。
弁護士事務所は自宅から数駅離れたところを選びましたが、最初に弁護士事務所に入っていく際にはかなり緊張したことは確かです。
何より「弁護士事務所に頼んでも何も解決しないのでは」といった気持ちもありました。
とはいえ、こういった不安は杞憂だったといっても良いくらい、弁護士事務所でよい対応をしてもらいました。
弁護士事務所で債務整理の準備
最初の相談では現在の状況を細かく話しましたが、これだけで気持ちが楽になったことは確かです。
何度か弁護士事務所を訪れて相談した結果、任意整理を進めることになりましたが、当時は任意整理についてもほとんど知りませんでした。
仕事をしていたこともあり、ほとんど負担がなくて済む任意整理は私にもあっていた選択肢でしたが、何よりも弁護士依頼費用も任意整理で浮いた額からまかなえるということもあり、任意整理で借金返済を進めていくことにしました。
任意整理自体には4ヶ月程度かかりましたが、その間は私自身は余りすることがなくて済んだことも良かったことです。
任意整理をしてもまだ残る多額の借金
しかし、任意整理といっても決して万能ではありませんでした。
借金を整理し、まとめることができたのですが、それでも360万円程度は借金がまだ残っていました。
とはいえ、金利も減らすことができましたし、何よりも返済計画も経てられたことあり、それ以後は着実に返済をススメていくことができました。
借金完済にはそれから3年程度の時間がかかりましたが、結果としてはきれいに借金を完済することができました。
しかし、もっと前に弁護士に相談しておけば更に早く借金を失くすことができたことは確かであり、それが後悔していることの一つになっています。
tomaruさん(35歳 会社員 男性 千葉県)
tomaruさんの借金内訳と債務整理後の状況
tomaruさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額:580万円
消費者金融:
東京三菱UFJ銀行:290万円
三井住友:120万円
アイフル:80万円
プロミス:90万円
借金開始から債務整理着手までの期間:2年半
債務整理後の状況
残債務:360万円
返済計画:(期間)3年半(返済)月8万4千円
債務整理に踏み切った理由:
自分ではどうにもできなくなってしまったため
債務整理をした時期:2012年4月頃
万能ではないが借金を完済するためには必要だった任意整理
新居の購入のためにカードローンで借金をしたtomaruさん。
1枚だけでは足りなかったためもう一枚のカードローンを増やしますが、お金を自由に使えることに味をしめてしまい、カードをどんどんと増やしていってしまいます。
借金をしているという意識が薄れてしまっていたtomaruさんは趣味のヨットの浪費にもカードローンを使用するようになり、最終的には借金は580万円という大きな金額になってしまいました。
自分ひとりの力ではどうすることも出来なくなったtomaruさんは、友人の勧めで弁護士事務所に相談に行きます。
当初は弁護士に相談したところで何も変わらないと思っていましたが、良い対応をしてもらったtomaruさんは債務整理をお願いすることにしました。
その結果、任意整理を選択したtomaruさんの残債務は360万円に減り、約3年半をかけて見事借金を完済することが出来ました。
追い込まれた状況から無事に借金を返済することが出来て本当によかったですね。
弁護士事務所への相談を勧めてくれた友人にも感謝をしなければいけません。
任意整理が出来たからといって借金が無くなるわけではないので、完済までに努力をする必要はありますが、金利が無くなる等たくさんのメリットを享受できるのが任意整理です。
借金の返済で苦しんでいるのであれば一日も早く法律事務所へ相談することをお勧めします。
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