FXの負けを取り戻すためにプロミスから借金100万円。最初は怖くて相談できなかった債務整理
私も最初は怖かった。債務整理について
みやびさん（36歳 会社員 男性 新潟県）からいただいた任意整理体験談です。
最初は給料から数万円増えたらいいなという軽い気持ちでFXをはじめ、次第にのめり込んでしまったみやびさん。
いつの間にか負けた分だけでも取り返したいという思考に陥り、借金に手を出してしまいました。
さらに、プロミスからの増資の話に誘われて、限度額になるまで借りては返すの繰り返し。
離職を機に100万円まで膨らんだ借金を返済できなくなり、延滞額だけが膨らんでいきます。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前：みやびさん（仮名）
性別：男性（36歳）
職業：会社員
地域：新潟県
債務整理方法：任意整理
借金の原因：ギャンブル
債務整理時の借金総額：100万円ほど
FXというギャンブルにのめりこんでしまって借金地獄に
初めましてみやびと申します。
以下、私が実際に体験した債務整理の話を綴ります。
そもそもどうして借金をしてしまったのかというと、当時流行り始めていたFXの資金が必要だったからです。
最初は、給料から数万円増えたらいいかなという軽い気持ちで始めたのですが、段々のめりこむようになり、せめて負けた分だけでも取り返したいという思考に陥ってしまいました。
投資をするために借金を繰り返して生活は火の車に
パチンコや競馬でも同じ経験をした方も大勢いるはずです。
最初は10万円借り入れて返済もしっかりして完済したのですが、プロミスから増額の話がきたことをきっかけにまた借り始めるようになりました。
そこから先は、限度額（100万円）に達するまで、借りては返すの繰り返し。
FXは時々は勝てるけど、結局は取り返すことができないくらい負けてしまいました。
やはりギャンブルは熱くなったら負け、借金してまでするものではありません。
お給料から負けてもいい金額だけでするのがベストだと痛感しました。
限度額に達して、プロミスからは借り入れることができなくなったのですがFXは続けていました。
投資に使うお金はお給料から出していたのですが、そのせいで生活はカツカツ。
最初はプロミスに返済していたものの、最後には返済に充てるべきお金もFXにつぎ込むようになってしまいました。
仕事を辞めて返済が出来なくなり督促連絡に怯える日々
返済を怠っていれば、当然督促状が届いたり電話がきます。
仕事をしていた時は、督促がきてからようやく支払うという感じでした。
しかし、その後仕事を辞めて収入が途絶えた期間ができてしまい、当然一切の返済ができなくなってしまいました。
こちらに収入がなくとも返済の義務がなくなるわけでなく、当然督促もきます。
定期的にくる督促状や電話は全て無視し、電話がなるのが怖くなるくらいになってしまいました。
その後、仕事を再開して再び定期的な収入を得ることができるようになったのですが、怖くてこちらからプロミスに連絡することができなくなっていました。
借りたお金は返さないといけないと分かっているのですが、連絡することはできませんでした。
プロミスからの一括請求をきっかけに債務整理の決断
債務整理に踏み切ったきっかけは、プロミスから残債の一括請求が来たからです。
最初に目にしたときは本当にぞっとしました。
100万円ほとんど丸々残っていた上に、遅延損害金も含まれていたわけですから、100万円以上を一括で納めないといけません。
当然そんな大金などあるはずもなく、かといって身内や友人から借りられるような額でもなく、そもそも相談する相手もいませんでした。
途方にくれて、インターネットで同じような状況の人がいないか検索し打開策を探しました。
そうして辿り着いたのは、自分が置かれている状況で取るべき最良の行動は、債務整理に強い弁護士に相談することでした。
債務整理をしたお陰で月々の返済が無理の無い額に
正直弁護士に相談しても解決するのかと半信半疑でした。
しかし予想以上に親身になって相談に乗ってもらえ、プロミスとも和解が成立し債務整理することができました。
この時、弁護士には報酬として約10万円ほどのお金を支払うことになりましたが、この支払は3分割で対応してもらえたのでそれほど生活に影響はなかったです。
債務整理してもらった結果、私が支払うべき金額は元金のみで、今まで積み重なった遅延損害金などは一切無効になりました。
当時の私の収入からみて約3年で完済する運びになりまして、100万円残債があったので月々約34000円の支払をプロミスと約束し毎月しっかり払い続けました。
この時のプロミスの担当者の方はとても優しく対応していただいて、怖がっていたのがバカみたいに感じました。
借金問題の恐怖に負けずに債務整理の決断を
借金問題は一度支払を滞納してしまうと、色々な恐怖から問題を先延ばしにしてしまいがちですが、勇気を出して弁護士や借入先に相談するのがベストだと自身の経験と通して学びました。
債務整理を検討していても、なかなか踏ん切りがつかない人は大勢いらっしゃると思いますが、是非勇気を出してもらいたいです。
私のようにお金に悩み苦しめられる生活から脱却しましょう。
みやびさん（36歳 会社員 男性 新潟県）
みやびさんの借金内訳と債務整理後の状況
みやびさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額：100万円ほど
消費者金融：
プロミス：100万円
借金開始から債務整理着手までの期間：約3年
債務整理後の状況
残債務：100万円
返済計画：（期間）2年6か月年（返済）月34000円 返済中は利息は付かなくなりました。
債務整理に踏み切った理由：
離職をきっかけに月々の支払い能力がなくなり、滞納が始まってしまいました。
滞納額が膨らんできたので怖かったですが、弁護士に相談しました。
債務整理をした時期：2015年8月ごろ
ちょっとした勇気で世界が変わる債務整理
給料以外の収入を得るためにFXを始めたみやびさん。
最初は軽い気持ちで始めたFXに次第にのめり込むようになり、負け分を取り戻すために消費者金融から借金をしてしまいます。
少ない金額から借金をし始めたみやびさんでしたが、次第に借入金額が大きくなってしまいプロミスの限度額に達してしまいます。
そんな状況でもFXを続けていたため、次第に生活も苦しくなり、返済怠るようになってしまいました。
定期的にくる督促に怯える生活を続けていたみやびさんでしたが、プロミスから残債の一括返済の請求がきたことで債務整理を決意。
債務整理に強い弁護士に依頼した結果、プロミスとは無事に和解が成立し、支払うべき金額は元金のみに減額することに成功。
今まで積み重なった遅延損害金などは一切無効になり、毎月の返済も計画的に行うことが出来るようになりました。
まだ完済には至っていないようですが、もう少しで完済の時期のようですからこのまま最後まで返済を頑張って欲しいと思います。
投資には失っても良いお金をかけろとはよく言われます。
しかし、のめり込んでしまうとそれ以上のお金をかけてしまい、身を滅ぼしてしまう方も後をたちません。
大きすぎる損失を負ってしまっても、自己破産が出来ない可能性もあるので注意が必要です。
原資以上のお金をかけない等のルールをしっかり作ってから、投資を経験して欲しいと思います。