パチンコ・スロットにハマリ借金320万円。自殺まで考えた絶望から救ってくれた債務整理

2018年3月9日

ごりまっちょさん(31歳 団体職員 男性 北海道)からいただいた債務整理体験談です。

パチンコやスロット等のギャンブルにハマってしまったごりまっちょさん。

給料の全額をギャンブルで使い果たしてしまうようになります。

負け分を取り返すために借金をするようになるごりまっちょさんですが、勝つことは出来ず、借金を借金で返す自転車操業状態に。

最終的な借金は320万円という大きな金額にまで膨れ上がってしまいます。

みんなの債務整理体験談メモ

お名前:ごりまっちょさん(仮名)
性別:男性(31歳)
職業:団体職員
地域:北海道
債務整理方法:任意整理
借金の原因:ギャンブル 生活費の補填
債務整理時の借金総額:320万円


ドロ沼の借金生活から債務整理をするに至った経緯

借金生活になったキッカケ

大学を卒業して一般の民間会社に入った私ですが、当時学生時代から付き合っていた彼女と同棲を始めました。

私の地元で田舎なのですが仲むつまじく生活をしていました。

田舎なので普段の生活で遊ぶところが少なく、仕事終わりなどに彼女と一緒にパチンコやスロットに行く頻度が非常に増えていき、ギャンブルにのめりこんだのが全てのはじまりです。

彼女の方は5円スロットで満足だったのですが、私はだんだん安いレートでは満足しなくなり高レートの方で勝負するようになっていきました。

2人で働いていたために生活費には余裕があったのですが貯金することなく、私は給料の全てをギャンブルで使い果たすようになり常に金欠状態に・・・

「お金の余裕は心の余裕」とはよく言ったもので、自分自身が常にお金がなく彼女に対して冷たくあたることもあり、結局別れることになってしまいます。

2人で生活していた時は食費や光熱費を払ってもらっていたのですが、一人で全部を払うとなると遊びにも行けず好きなギャンブルもできない状況だと気づきました。

その当時は勝てていたせいで、気軽に借金をしてギャンブルで増やせばいいかぐらいの軽い気持ちでプロミスから10万円借りたのが借金生活の始まりです。

どんどん借金の額が増えていく転落人生に

ギャンブルで勝ち続けるのは不可能なことです。

ですが当時はそれがわかっていなく、給与を全額つぎ込み足りなくなったら消費者金融から借り入れ、生活費はクレジットカードでリボ払いが当たり前になっていきます。

当時違う彼女がいたためにお金が必要なことが多くプロミスの限度額50万円まで遂に借りてしまいました。

毎月の支払いもプロミスに3万円ほど、クレジットのリボ払いで1万円ほどありましたが、本業の仕事の給料は昇給せず、当然返すためのアテがなくなります。

そこで他の消費者金融から借りて返す、また足りなくなったら借りて返すなどを繰り返しクレジットカード会社を含む3社から200万円ほどの借金をしてしまいました。

絶望の毎日と生まれる自殺願望

総量規制の関係で年収の3分の1までしか借りられないですが、銀行系のカードローンは総量規制外ということで、もう100万円を借りきったところで事の重大さに気付き人生に絶望しました。

パチンコ・スロットにハマり借金320万円

毎月の返済が約10万円ほどまで膨らみ、返済していても金額が大きいために利息が大きく元金がほぼ減らないようになってしまいます。

将来への結婚や明るい家庭への希望なども全て無くなり、ただ毎日を節約して生活していくだけの日々が過ぎていきました。

友人の結婚式などでどうしてもお金が必要な場合は親などから借りていたのですが、借りている金額が大きすぎて親からも見離され、どうすればいいかわからなくなり自殺を考えたことも多々ありました。

債務整理(任意整理)への道しるべ

将来に絶望し、どうにか元の生活に戻る方法はないか、もしくは楽に死ぬ方法は無いかと探していた中で、街角法律相談というサイトに行き着きます。

そこは現在の借入額や返済額を入力すると債務整理が必要かどうかなど弁護士が判断して結果が表示されるものでした。

私は債務整理をするつもりはなかったですが、もし債務整理をした場合にどうなるのかが知りたく入力し送信しました。

これが借金生活から脱却するきっかけになります。

後日、弁護士から電話の連絡が入るのですが、当然すぐにでも債務整理をするべきだといわれました。

それと同時に、「絶対に完済して普通の生活に戻りましょう」と言ってもらえたのが大きかったです。

債務整理(任意整理)をしたことで見えてきた返済の目処

借金というのは友達や家族にも相談するのは難しく、一人で抱え込んでしまいます。

そこの部分を的確についてきて安心させてくれた弁護士には、今となっては感謝の気持ちしかありません。

債務整理を頼む当時は、借入先の返済も滞納気味になっていて精神的にも追い詰められていましたが、当面の消費者金融への返済はしなくていいということと、その返済していない期間に弁護士費用を分割で払うという条件の元、債務整理を開始しました。

当時は4社で約320万円あり月々の返済も10万円ほどでしたが、現在は6万円の返済に変わり5年で完済する計画になります。

債務整理(任意整理)をしてみて感じたこと

現在は債務整理(任意整理)をしてからまだ1年半ほどしかたっていませんが、生活に余裕が生まれてきています。

私はかなり追い込まれていたので債務整理をすぐに開始したのですが、みなさんの一番気になる部分は金融事故扱いにされることですよね。

完済してから5年はブラックリストに載り、新しい借金やクレジットカード、マイカーローンなど全てできなくなります。

それが嫌で高い利息と元金を一緒に払っている方も多いと思います。

ですが、借金で苦しみながら生活するよりも。余裕ある生活で少し借り入れの面で不便な方が賢い選択肢だと私は思います。

債務整理するかどうかで悩んでいるということは借金生活で苦しんでいるはずです。

月々の返済も大きくなり返済の期間が長いのであれば、短期間で完済できる債務整理はおすすめです。

私も貯金をするぐらいの余裕も出てきているので、ある程度まとまった金額になったらいつでも繰り上げ返済もできるため、こんな便利な制度は利用しない手はないです。

少しでもあなたの生活が楽になればと思い私の体験談を紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ごりまっちょさん(31歳 団体職員 男性 北海道)


ごりまっちょさんの借金内訳と債務整理後の状況

ごりまっちょさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。

借金内訳

借金総額:320万円
クレジットカード:
楽天カード約50万円
消費者金融:
アイフル約110万円
アプラス(マイカーローン含む)25万円ほど
アコム140万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約6年

債務整理後の状況

残債務:300万円
返済計画:(期間)5年(返済)月60,000円
債務整理に踏み切った理由:
滞納が多くなり将来への希望が見えなくなったため
債務整理をした時期:2016年5月頃

自殺まで考えていた人も救済してくれた債務整理

同棲していた彼女と一緒にパチンコやスロットを楽しんでいたごりまっちょさん。

しかし、次第に掛け金が増えていってしまい、給料の全額を使い果たしてしまうようになります。

次第に生活費も苦しくなり、消費者金融から借金をするように。

それでもギャンブルで勝って返せばいいと気軽に考えていたごりまっちょさんでしたが、借金の額が300万円を超えたあたりで事の重大さに気が付きます。

返済は続けていたものの、借金の金額が大きすぎて元金が殆ど減らない状態が続きます。

その状況に絶望したごりまっちょさんは自殺も考える程追い詰められていました。

現実逃避をしつつネットサーフィンをしていたところ、たまたま債務整理の情報に辿り着いたごりまっちょさん。

何気なく、債務整理をしたらどうなるかを法律事務所に聞き、人生に転機が訪れます。

相談をした法律事務所から連絡がきてから、実際に債務整理をすることになったごりまっちょさん。。

まだ完済にはいたっていないようですが、生活に余裕が出てきているそうです。

借金問題は他人に相談することが恥ずかしいと感じてしまうものですから、どうしても一人で悩みがち。

しかし、それは借金問題が解決しない一番の原因でもあります。

どんな理由であれ、借金はあなたの人生を豊かにするために必要であったことだと考えて下さい。

何も恥ずかしいと感じる必要はありません。

借金問題を解決するしっかりとした法律が整備されているのですから、それを利用する権利があなたにはあります。

一人で悩まずに専門家に気軽に相談して、1日でも早く元の人生を取り戻すための行動をして欲しいと思います。