キャバクラで浪費を繰り返し借金380万円。妻という存在の素晴らしさを実感させてくれた債務整理
イチヤさん(40歳 会社員 男性 大阪府)からいただいた債務整理体験談です。
キャバクラが大好きなイチヤさんは、給料が入る度にキャバクラに通う生活を続けていました。
しかし、次第に給料の範囲だけでは支払いが間に合わなくなり、消費者金融で借金をするようになってしまいます。
その後もキャバクラ通いを続けたイチヤさん。
借金の総額は380万円にまで膨らんでしまい、奥さんにも借金がバレてしまいます。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前:イチヤさん(仮名)
性別:男性(40歳)
職業:会社員
地域:大阪府
債務整理方法:任意整理
借金の原因:風俗通いでの浪費
債務整理時の借金総額:380万円
キャバクラ通いで膨らんでいった借金
私は過去に任意整理をした経験があります。
借金をしたきっかけは風俗通いです。
キャバクラが大好きで、給料が入るたびに遊びに行っていました。
初めは給料だけでやりくりしていましたが、好みのキャバ嬢から飲みに来てと誘われると断りきれずに、借金をしてまでキャバクラに行くようになったのです。
キャバクラ通いで膨らんでいった借金
借金をし始めたのは23歳位で、だんだんと借金は増えて行きました。
私は24歳で結婚をしたのですが、この時には借金が200万円を越えていました。
奥さんには内緒にしていたので、月々の返済には苦労しました。
毎月のおこずかいでは返済が間に合わなくなり、借金を返済するために借金をした事もありました。
それでも私のキャバクラ通いは続きました。
消費者金融からの連絡で妻に借金がバレてしまうことに
借金を奥さんに黙っていた私は、ついに奥さんに借金をしている事が知れてしまったのです。
借金の総額が380万円ほどになった頃、毎月の返済が出来なくなってしまいました。
なぜなら、もう他社からお金を借りる事が出来なくなっていたのです。
数社ほどの消費者金融に申し込みをしたのですが、すべて審査に通りませんでした。
その時に借りている会社に増額の申し込みをしても無理で、毎月の返済が滞ってしまったのです。
そうなると自宅に連絡が入り、奥さんに借金が知れてしまったのです。
多額の借金があることを妻に打ち明けてみると…
仕事中に奥さんから電話が入り、厳しい口調で怒られました。
「今、消費者金融から電話が入った、どうなってるの」と言われた時は、この結婚生活は終わりだなと思いました。
自宅に帰り奥さんに事情を素直に説明しました。
私がキャバクラ好きだと言うのは分かっていたようですが、借金をしているとは思っていなかったようです。
奥さんは言いました。
「今回だけは離婚はしないけど、また同じような事があれば離婚する」とです。
私は今までの自分をとても後悔しました。
こんな素晴らしい奥さんがいてるのに、何がキャバクラだと思ったのです。
私は奥さんの為にも借金を早く返そうと思いました。
司法書士に借金返済と債務整理の相談
380万円ほどある借金を一括で返すことが出来ないので、奥さんが司法書士に相談すればと言ってくれました。
奥さんの知り合いが、司法書士に借金の相談をして借金が減ったと言う事を聞いてきたのです。
弁護士も債務整理をしていますが、奥さんが調べてきた司法書士は報酬も安かったのですぐにアポを取る事にしました。
数日後、私と奥さんとで司法書士を尋ねました。
司法書士に相談すると、「過払い金があるから借金の総額が減るだろう」と言ってくれたのです。
実際にどれ位減るかは計算しないとわからないようで、この場は任意整理を依頼するだけになりました。
手付金を払い、奥さんを見ると泣いていました。
悲しい思いをさせてしまった自分に腹が立ちました。
債務整理をした結果減った借金
後日に再度司法書士の元へ尋ねると、借金の総額が220万円ほどになる事がわかりました。
毎月の収入と支出を考えて司法書士が毎月36,000円支払いをしていこうと言いました。
私と奥さんは納得して、借金が減ったことに感謝しました。
過払い金で160万円ほどの借金が減りました。
司法書士に相談して本当に良かったと思いました。
司法書士への報酬の支払い方法
司法書士への報酬は約20万円ほどになりましたが、良心的な司法書士だったので報酬も分割にしてもらいました。
返済日も、相談に行ってから3か月後に設定して頂き本当に助かりました。
返済方法は、指定された口座に私が振り込むと言うものです。
月末に4社に振り込むのですが、振り込み手数料は自己負担なのです。
私はこの振り込み手数料ももったいないと感じていました。
自分の両親に借金の相談をした結果
返済を続けて1年が経過した頃、私は思い切って両親に相談したのです。
両親は私と奥さんの為に、残りの借金を肩代わりしてくれると言ってくれました。
お金がある時に少しづつ返してくれれば良いと言ってもくれたのです。
私と奥さんは少しホッとする事が出来ました。
それでも両親への借金は残っていますので、早く返済したいと言う気持ちは変わりません。
借金をしてしまったことへの後悔は無し
私は、借金をした事を後悔していません。
なぜなら、キャバクラで遊んだこと、奥さんに借金がバレた事で夫婦の絆が深まったような気がするからです。
借金をする事は悪い事ではありませんが、責任が取れる範囲で借金をすべきだと実感しました。
私は、自分の収入だけではどうする子も出来ずに奥さんのアドバイスで司法書士の元を訪ねました。
結果的に、借金の総額が減って大変助かりました。
まともな生活をするために借金は一人で悩まずに相談
今現在借金がある方は、恥ずかしがらずに司法書士や弁護士に相談すべきだと思います。
借金生活をしていると、精神的に参ってしまいます。
私も借金の総額が300万円を越えた時から精神状態が不安定でした。
そんな状態で良い仕事が出来るはずがありません。
家族にもつらく当たっている自分が分かりました。
そんな状態にならない為にも借金を恥ずかしいとは思わずにすぐに相談すべきです。
私は司法書士に相談して任意整理をしてから必死に働くようになりました。
奥さんに幸せになってもらうようにです。
借金がきっかけで良い方向に向かっていけているのです。
イチヤさん(40歳 会社員 男性 大阪府)
イチヤさんの借金内訳と債務整理後の状況
イチヤさんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額:380万円
消費者金融:
アコム:120万円
アイフル:50万円
オリコカード:80万円
ディックファイナンス:130万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約4年
債務整理後の状況
残債務:220万円
返済計画:(期間)1年(返済)月36,000万円
債務整理に踏み切った理由:
奥さんに借金がばれてしまい、債務整理を勧められた
債務整理をした時期:2004年10月頃
夫婦の絆を深めてくれた債務整理
キャバクラが大好きなイチヤさん。
給料が入る度にキャバクラに通っていましたが、次第にそれだけでは足りなくなり、消費者金融から借金をするようになります。
借金は嵩み、借金の総額は380万円にまで膨れ上がってしまい、ついに奥さんに借金がバレてしまいます。
離婚を覚悟して借金の額とその理由を打ち明けたイチヤさん。
奥さんは今回限りは許すと言ってくれました。
妻のためにも借金を完済しようと前向きになったイチヤさんは、債務整理をするために司法書士事務所に足を運びます。
そこで借金の相談をしたところ、過払い金返還請求も出来ることがわかり、完済への目処がたったことで希望を感じます。
債務整理終了後に、イチヤさんは借金問題のことをご両親に相談。
そこで、残りの借金は肩代わりしてくれるという話になり、見事借金を完済することが出来たようです。
雨降って地固まるという諺がありますが、借金問題を体験したことで奥様への愛情もより深まったようですね。
奥様の存在には感謝しなければいけないですね。
また、借金をしてよかったと感じる面もあるでしょうが、奥様へは借金をしてよかったという発言はしないほうがいいでしょう。
奥様からしてみれば、ただのマイナスの出来事。
本来であれば経験しなくとも良い修羅場であったはずですから、不用意な発言は禁物です。
これからも夫婦仲良く、堅実な生活を送っていただきたいと思います。
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