ギャンブル・風俗・遊ぶ金のために借金400万円。人生に絶望していた生活を変えてくれた債務整理
人生復帰さん(34歳 会社員 男性 東京都)からいただいた債務整理体験談です。
その場凌ぎで消費者金融からお金を借りたことがきっかけで気軽に借金を重ねるようになってしまった人生復帰さん。
事ある毎にお金を借りてはギャンブル・風俗・遊びの資金にする生活を続けていました。
気がつけば借金は400万円という大きな額に膨れ上がってしまい、自分の人生に絶望する日々が始まります。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前:人生復帰さん(仮名)
性別:男性(34歳)
職業:会社員
地域:東京都
債務整理方法:自己破産
借金の原因:パチンコ、風俗、遊ぶための小遣い
債務整理時の借金総額:400万円
ギャンブルや遊ぶお金で借金地獄に堕ちた実体験
私は最近自己破産をしました。
借り入れをし始めたのは10年前くらいのことです。
当時車を所有しており、タイヤがパンクしてしまい手元にお金がなかった私は、街の看板を頼りにアコムのカードを作成し、タイヤのお金を借り入れしたことが最初でした。
まだ年齢も若く何の計算もしない状態でしたので、こんなに簡単にお金が手に入るのだと思ってしまったのです。
それから次にちょっとお金がない時に、どうせ返済金増えても数千円だしと安易な考えから、ちょこちょこ借り気づけば最初の上限金に達してしまっていました。
給料日になると返済し、そうすると数千円借りれるので借りては返済の繰り返しの日々を過ごしておりました。
その途中で上限金が上がりましたという通知があり、その都度借りては返済、そして上限金に達すると次は別のカードを作り、気付いた頃には総額400万もの借金を背負っていました。
大きくなりすぎた借金のせいで人生に絶望を感じる日々
使ったものといえば、携帯代やパチンコ、風俗にも使っていました。
当時の私は自己嫌悪になり、自分の人生はもう取り返しのつかない人生になり真っ当な人生なんて諦めなければならないと、色々な事を諦めていました。
そしてこのまま最低額の返済を続けると、完済するのは10年後みたいな計算にもなり、完全に現実逃避をしながら常にジャンプをしており、その頃になると給料の半分以上が返済という状態で実家でないととても生活が厳しい状態でした。
もう結婚も出来ないし、家だって買えない。
真面目に仕事をしていても、職場の人と世間話のクレジットカード払いとかマイルが貯まるとか、そんなワードが出てくる度に話をそらし、カードという存在に対し色々な意味で恐怖を覚えていました。
しかし、途中でスター銀行の借金おまとめローンということを知り、少しでも真っ当になりたくて申し込んだりもしましたが、結果はNGでした。
もう私はブラックなんだと思い込み色々なものを諦めた生活となりました。
借金の返済から逃げてしまった自分
そんな生活が5年程続きました。
返済も少しずつ延滞するようにもなってしまい、色々なところから手紙がたくさんくるようにもなり、文面は丁寧に書かれていますが、要は差押えです。
考えるだけでもう頭が嫌で嫌で仕方ない状態になりました。
毎日電話も物凄い数でした。
そして、もう生活が難しく人としてもダメになりかけていた私は携帯を解約し、住所変更をしないまま返済するのをやめたのです。
普通に考えればふざけた終わってる人間と思われるのが当たり前です。
しかし当時の私は完全に麻痺っていました。
この地獄から逃げられるのならなんでもいいと。
妻に借金のことを打ち明けました
それからまた5年くらい経過した頃、私は結婚しました。
自分の酷い過去があり放置しているにも関わらず…
しかし、このままではいけないという気持ちが限界にきた時に妻に全てを打ち明けました。
そして妻が色々と調べてくれ法テラスという存在を知り、私のような人間でもなんとかなるという思いから相談に行きました。
法テラスで見つけた弁護士に債務整理の相談
担当したのは気の弱そうな男性の弁護士さんでした。
私はなぜこんな借金をしてしまったのか全て正直にお話しました。
仕事だからか特に感情を出さず淡々と、その弁護士さんは破産でいいよね?とお話しされたので、どこかイメージよりもラフというか、とてもスッキリしました。
私は破産したら家や車なんか買えなくなると思い、少しでも真っ当な債務整理の方がいいと思い、その弁護士さんに提案しましたが、弁護士曰く債務整理も破産も変わらないですよ、それに破産したからって家のローンが組めないなんてこともありませんよと驚きのお話があったのです。
今まで自己嫌悪になり諦めていた考えは何だったのだろうと。最初はどこの会社にいくら借り入れしたという情報を全て弁護士さんの事務所にて記入したり、打合せすることが5回くらいあり、そして最後は霞ヶ関の裁判所で弁護士さんと一緒に行き、裁判官の方に名前を呼ばれ自分の名前を言うと、申請に偽りがないですか?と書かれるので間違いありませんと答えて終了でした。
そのまま放置していたとしたら、恐らくどこかのタイミングで住所もバレ、物凄い手紙や電話がきていたことでしょう。
私のしたことは消して許されることではありませんが、正式に破産する選択をしていて良かったと心から思いました。
あと数年もすれば破産した情報は古くなりまたカードを作れるそうですが、今度こそ間違いのないようにしたいと思っています。
破産を経験して成長できたところ
そして、そんな過去の過ちから私は自分自身が変わったことも知りました。
計画性のなかった考えから今では老後の計算や働かなくなった場合のことも考え行動するようになりました。
過去の地獄は地獄でしたが、そこから学ぶことはたくさんありました。
もし同じことで悩んでいる方がいる場合、1日も早く法テラスに相談することをお勧めします。
費用も分割で支払うことが出来ますし、私は現在もしていますが、生活が苦しい月は法テラスに相談し2か月だけ支払えないといった相談もしながら返済しています。
金融からの催促に比べたら天使のように感じます。
人生復帰さん(34歳 会社員 男性 東京都)
人生復帰さんの借金内訳と債務整理後の状況
人生復帰さんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額:400万円
クレジットカード:
JCBカード:50万円
消費者金融:
アコム:50万円
アイフル:50万円
武富士:100万円
マルイ:50万円
レイク:50万円
プロミス:50万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約10年(5年返済・5年放置)
債務整理後の状況
残債務:0円
返済計画:自己破産のため免責
債務整理に踏み切った理由:
結婚を機に妻に相談したことがきっかけです。
妻から過去は過去で仕方ない、だからこれからの将来のために正式な手続きをしていこうと言われたことがきっかけです。
債務整理をした時期:2016年8月頃
借金で人生に絶望していた自分を救ってくれた自己破産
手持ちのお金が無い時に、軽い気持ちで消費者金融からお金を借りた人生復帰さん。
簡単にお金が手に入るという錯覚を起こしてしまい、ちょっとしたことでもお金を借りるようになってしまいます。
ギャンブル・風俗・遊ぶ金のために借金を重ねる生活を続けていましたが、気がつくと借金の総額は400万円という大金が金額になってしまい、取り返しのつかない事態になっていることに気づき、人生に絶望を感じるようになります。
返済を迫る電話が毎日鳴る生活に疲れた人生復帰さんは、返済を勝手に止めて逃げるように引っ越しをします。
しかし結婚をきっかけに奥さんに全てを打ち明け、弁護士に債務整理の相談をすることに。
自己破産をすることにはなりましたが、今まで感じていた絶望感から解き放たれることが出来ました。
借金返済をせずに逃げてしまったことはいい事ではありませんが、借金問題を解決するためにしっかりと行動することが出来て本当に良かったと思います。
奥様には感謝ですね。
今回の事をきっかけに、計画性を持ってお金を使えるようになったようです。
奥様のためにも、しっかりとした資金管理をして欲しいと思います。
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