養育費と生活費の不足で始まった借金150万円。悪化していく借金問題を解決した債務整理
Deep2018さん(47歳 契約社員 男性 愛知県)からいただいた債務整理体験談です。
Deep2018さんは離婚後の養育費をはじめとした生活費が足りず、カードローンで借金をしてしまいました。
最初の内は順調に返済もしていたのですが、コンビニのATMで簡単に借入れできることから心が緩み、次第に、借入れしたお金を遊興やギャンブルに使うようになってしまったのです。
さらに借入れに対する抵抗感もなくなり、気づけば借金は150万円になってしまっていました。
みんなの債務整理体験談メモ
お名前:Deep2018さん(仮名)
性別:男性(47歳)
職業:契約社員
地域:愛知県
債務整理方法:任意整理
借金の原因:生活費、ギャンブル
債務整理時の借金総額:150万円ほど
コンビニATMで簡単に借りれる手軽さから借金に抵抗がなくなり膨らんだ借金
家庭内の不和で離婚してから、養育費をはじめとした生活費の捻出に苦労していました。
ある月に生活資金が足りなくなり、カードローンを申し込んだところから借金生活が始まりました。
最初は不足分だけを借り入れて順調に返済もしていたのですが、コンビニのATMで簡単に借り入れできるので心が緩んでしまいました。
次第に少しぐらいならという考え方が出てきて、借り入れしたお金で友人との飲み代やパチンコに使うようになりました。
それでも返済が滞ることはありませんでしたが、徐々に借り入れに対する抵抗感がなくなってしまいました。
返済しようとギャンブルをして失敗
初めて借り入れをしてから一年ほどで50万円の利用限度額いっぱいになってしまい、返済が困難な状況になりました。
何とか返済しようとギャンブルで一発逆転を狙いましたが、どんどん借金は膨れあがる一方でした。
その後は返済のために新たなカードローンを契約する自転車操業になり、気づいた時には5社から150万円の借り入れになっていました。
新たにカードローンを契約することもできず、持っているカードローンも全て利用停止で返済専用になりました。
次回の返済が不可能になり、頭の中は焦りと苛立ちで仕事も手につかない状態になりました。
借金の無料相談に出合って
誰にも相談できずに一人で悩んでいた時に、テレビのCMで借金の無料相談があることを知りました。
ネットで相談を行っている弁護士事務所を調べて連絡すると、電話口の弁護士は親身になって話を聞いてくれました。
そのまま予約をして弁護士事務所に行くことになり、そこで債務整理という法的手段の存在を知りました。
現在の収支を考えると自己破産か任意整理するのが良いとアドバイスをもらい、最終的には任意整理することにしました。
弁護士に依頼して心も安定
弁護士事務所と聞くと敷居が高くて入りづらいイメージがありましたが、実際には借金問題で困っている立場を理解して優しく接してくれました。
カードローン会社とのやり取りはすべて弁護士が行なってくれるので、こちらから連絡する必要もないし、依頼後はカードローン会社から連絡が来ることもありません。
煩わしい問題なので、それだけでも十分に心の安定につながりました。
すべてのカードローン会社と和解が成立すると、弁護士から連絡があり和解書を受け取りました。
任意整理は借金が無くなるわけではありませんが、弁護士に依頼した時点からの利息は発生しません。
また、返済期間も収入に応じて延ばしてくれます。
私の場合は債務整理しなければ月々の返済学が約6万円でしたが、手続き後は38,000円に減りました。
返済期間は約4年になりますが、月々の返済額は徐々に減っていきます。
借金は残りましたが、弁護士に依頼して正式な法的措置をしたことで、精神的に安心感が生まれ仕事にも集中できるようになりました。
遊興費のために借金したことを後悔
必要なお金を一時的に借りることは仕方ないにしても、それに甘んじて遊興費のために借金してしまったことを深く反省しています。
また、借金が膨らんでしまった時に何とかしようと選んだ方法が、一発逆転のギャンブルだったことも大きな間違いでした。
地道に仕事を続けていき、困ったときには誰かに相談する姿勢を持つことが必要でした。
借金問題は他人に相談しづらく、一人で悩んでしまうことが多いです。
しかし、お金の問題はどうにもならないので、その状態を放っておくと悪化する危険性が高まります。
借金問題は一人で抱え込まず早く相談するべき
できれば借金をする前に誰かに相談するのがベストですが、仮に返済不能になってしまっても冷静に行動する必要があります。
多くの弁護士事務所では電話による無料相談を受け付けているので、まずは連絡してみる価値はあります。
弁護士はけっして堅苦しくなく、優しい対応で安心感を与えてくれます。
一人で考えていても前に進むことはないので、法律の専門家である弁護士に相談することが必要です。
弁護士費用が心配であれば、その件も相談に乗ってくれ法テラスの利用などを勧めてくれます。
借金問題が悪化していくいちばんの原因は、一人で抱え込むことです。
勇気を出して少しでも早く相談すれば、その分だけ損害も小さくて済みますし精神的にも安心することができます。
Deep2018さん(47歳 契約社員 男性 愛知県)
Deep2018さんの借金内訳と債務整理後の状況
Deep2018さんの借金の内訳と債務整理を行ったことでどのように状況が好転したかを見てみましょう。
借金内訳
借金総額:150万円ほど
消費者金融:
東京三菱UFJ銀行バンクイック:50万円
セディナ:50万円
アコム:20万円
プロミス:15万円
モビット:15万円
借金開始から債務整理着手までの期間:約5年
債務整理後の状況
残債務:150万円ほど
返済計画:(期間)約4年(返済)月38,000円、任意整理の申し立て後は利息カット
債務整理に踏み切った理由:
返済不能の状態で、他に借り入れる手段を失ったため
債務整理をした時期:2015年2月
勇気を出して相談をすれば早期に問題が解決する借金問題
離婚をしてから養育費の支払いに追われていたDeep2018さん。
ある時、生活資金が足りなくなりカードローンを申し込んだことから借金生活がスタートします。
借金に馴れていき、気が緩んだことから養育費以外にギャルブルにも使うように。
次第に借金の額は膨れ上がっていき、気がつけば借金の総額は150万円に。
複数の会社から返済を迫られてしまいます。
返済について悩んでいた所、テレビのCMで借金の無料相談があることを知ったDeep2018さん。
最初は敷居が高いと感じていた弁護士事務所でしたが、実際は想像とは違い出入りがしやすい雰囲気。
借金という負い目があったので、何か文句を言われてしまうのでは無いかと思っていたDeep2018さんでしたが、とても優しく借金問題に対応してもらえたようです。
相談の結果、任意整理というかたちで借金問題を解決することを決めます。
6万円以上あった毎月の返済額が3万8千円に減り、以降の利息も支払う必要がなくなりました。
まだ返済は終わっていないようですが、債務整理をしたことで前向きに返済に向かって日々生活をすることができているようです。
債務整理をすると、以後5年間はカードが作れなかったり借金をすることができなくなるというデメリットがあります。
しかし、債務整理をすることで、もしかしたら5年間では返済が出来なかった借金が5年以内に完済することができるようになることも多いのが事実です。
5年という歳月はあっという間です。
ある程度のデメリットには目をつむり、まずは完済を目指すことが大切です。
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